子供「グループ」でのスポーツ指導 コツ
◉人数が多い時 集団指導のコツについて
先日、冬休みの時に「学童への運動指導」に行ってきました。
今回もお邪魔したのは加賀市の加賀市の一般社団法人「おやこハグネット」さんが運営する山代学童「代っち学童」様。
とても元気な子も多い印象でした。
そして、人数がとっても多い!!
今回は、人数が多い時のスポーツ・運動指導のコツについて紹介できればと思います。
今回の学童運動指導を通して、
改めて「コレ、めちゃめちゃ大切だな!!」と感じました
ので、書き留めておきたいと思います。
◉このような方へ
・兄弟で運動を教える時、スムーズにいかない!
・体育の授業など集団で運動指導するが、まとめられない!
・グループ、集団の運動指導に携わっているが、慣れない!
そのような方へ、
より、スムーズに進められるヒントをお伝えできれば幸いです!
◉結論:
・指導者の位置どり
→ 子供たちを引き付けるパワー!
◉指導者の位置どりについて
運動・スポーツの指導をしていると、つい、目の前の子供にばかり意識が行ってしまう。
指導していない別の子が、
✕ ぼーっとしている
✕ 困っている
✕ 違うことに興味が移ってしまっている
そんな経験をすることが必ず一度はあると思います。
集団全体として
うまくサポートをするために
指導者の位置どりが、重要になってきます。
そうすることで、全体を把握してサポートすることができます!
今回の学童さんの指導でも、この位置どりの大切さを改めて感じました!
🟡シュチエーション①子供達が話を聞く時
例えば、
全体に言葉を使って説明している時
↓
子供達 = 座らせる
指導者 = 前に立つ
が基本ですよね。
座らせることで、
「今は聞く時間」と区切りをつけることができます。
勝手に動き回らずに動きをコントロールすることができます。
指導者は、みんなが見渡せる前に位置どります。
🟡シュチエーション② 子供達 実技
今度は子供達が自由に実技をする場面。
子供達は広がって実技をしています。
ポイントは、
もれなく
ダブりなく
ということだと感じます。
指導者は同じ子供に時間をかけすぎず、
的確で短いアドバイスをしながら、
子供達の間を動き回る。
的確で短いアドバイスを、「できるだけ均等に、全体的にサポート」できるか。
そのためにも指導者は決して動きを止めず、子供達の間を動き回ります。
その際、見えていないところができるのは致し方ないですが、それをできるだけ少なくする。
↓
そのために、
常に視点を広くもつ
できるだけ子供達を視野の中に入れておく
このことが大切だと改めて感じました!
🟡 シュチエーション③ 実技→ふたたび話を聞かせる
実技フェーズから、再び実際に話を聞かせるところにシフトします。
コレ、案外指導の現場では多いのではと感じます!!
というのも、実際にやってみなければ、わからないことが多々あるからです。
例えば
・子供たちの動きのレベル
・どこでつまずいていいるか
・興味はどこか
・どのアドバイスが効果的なのか
・どのレベルまで示せば50:50が設定できるのか
です。
指導しながら、これらの気づきを踏まえ、修正が必ず必要になってきます。
修正する際は、動きを止めて、全体に伝える
↓
そして、また動かして練習フェーズ
↓
気づきを踏まえ、全体指導
上記を1~3回繰り返すのが、
現場の指導では大切だと感じます。
修正を踏まえ、全体指導に戻すときは、指導者の位置どりは、
気づき指導
1回目 広がった子供達の中心に位置どる
↓
2回目 広がった子供達の右端に位置どる
↓
3回目 広がった子供達の左端に位置どる‥
など
気づき指導ごとに、子供達の中を移り変わりながら位置どりをしていきます。
移り変わりながら指導することで、
広がった子供たちにまんべんなく、説明することができます。
メリット
・見本の位置が近い
・最初の全体指導とは違い、臨場感や親近感を感じる
・子供たちの気づきや工夫を引き出しやすくなる
まとめ
子供「グループ」でのスポーツ指導 コツ
グループ指導では指導者の「位置どり」が大切!
フェーズ①子供達が話を聞く時
子供達 = 座らせる
指導者 = 前に立つ
フェーズ② 子供達の実技
子供達 = 動かせる
指導者 = もれなく・ダブりなく動く
フェーズ③ 実技→ふたたび話を聞かせる
子供達 = 座らせる
指導者 = 中央、右端、左端…
フェーズ③ ✕ 1~3回行うと、効果的!
スポーツレベルアップアカデミーについて
私の体操教室「スポーツレベルアップアカデミー」では、私、大久保が指導にあたっています。
私、かれこれ22年の指導歴になります。振り返るといろんな場面で子供の指導現場に携わらせてきました。
その経験から、子供「グループ」でのスポーツ指導 コツ、グループ・集団指導における、基本的なポイントを今回紹介させてもらいました。
実はこのほかにも、目は話しても決して「意識は外さない!」「一言かける」などなど、子供の集団指導において、ポイントがあります。
このブログにて発信していければと思います。
Instagramでも情報を発信しています。
私が、指導する少人数制の体操教室、大久保先生の「スポーツレベルアップ アカデミー」。
石川県の金沢市、野々市市、白山市、小松市、加賀市、福井県の福井市で子供のスポーツの習い事をお探しの方に、大変おすすめです!
ご興味のある方、ぜひ一度、お問合せをお待ちしております。