子供の集中力 こう上げる!
「子供の集中力」の大切さ
子供の集中力、なかなか難しい課題ですよね‥
特に小さい子なら尚更です。
体操教室の指導をしていても、よく見かけます。
先生話をしていても、
・キョロキョロと他のことが気になり、周りを見渡している子
・自分の手遊びなどをしている子
よく見かけます。
「話を聞く」という集中力の土台が作れていないと、
先生の話す「技術のポイント」が聞こえません。
つまり、
上達が遅くなってしまいます。
逆に、
よく話を聞ける子は、意識すべき技術のポイントがわかり、
上達が早いです。
運動指導の現場で、本当によく体感すること、
それは
集中力がある
↓
聞くべき時に、しっかりと話を聞ける
↓
ポイントがわかる
↓
伸びる
本当につくづく感じています!
つまり、
集中力がある=伸びる
なのです。ありふれたワードですが、何度も現場で目の当たりにしてきました。
運動指導中、どうやって子供の集中力を高めるか
結論:指導前の「セットアップ」で9割決まる!
指導前の「セットアップ」とは?
私も、集中力を持つのが苦手な子に対し、どうアプローチしていくのか、悩んでいました。
試行錯誤した結果、今のところこのようなやり方に落ち着いています。
私の体操教室「スポーツレベルアップ アカデミー」の場合、
教室が始まる時は以下のような流れで持っていきます。
練習の始まりの流れ
①はじめのあいさつ
②いまが運動神経が一番伸びる大切な時期!
(子供のモチベーションアップ)
③3つの約束!!
・お話を聞く
・真剣に取り組む
・仲間を大切にする
④導入の運動
この③を指導のセットアップと呼んでいます。
子供は元来自由奔放。
やり合いことをやり、自由です。
そして、
何がよくないことなのか、
そのコミュニティでは何を大切にしているのか、
わかっていないことからスタートします。
しかし、
コミュニティの社会規範の中で、
運動を上達したり
仲間と協力したりするためにも、
ある程度ルールと意識を持つ必要があります。
コミュニティの大切にすべき価値観を
子供たちに伝える
意識させるのが、
このセットアップの役割だと考えます。
セットアップを行うことで、
子供達に「集中して話を聞くこと」の大切さを伝え、
そして
意識させることができます。
この「意識」を持つことがとても大切だと考えます。
指導の現場ではこう使う
実際の教室では
説明
↓
実践
↓
フィードバック説明
↓
実践
の連続だと思います。
この説明の時に子供達を集めて、話を聞かせます。
説明の時、
セットアップの3つの約束を一言言います。
「約束、なんだっけ?
・話を聞く
・真剣に取り組む
・仲間を大切に
だよね」
など、質問形式にすることがよくあります。
そして、
「さあ!!今は、話を聞く時!!」
と区切りをつけます。
この区切りをつける
めちゃくちゃ大切だと感じます!!
こうすることで、
子供達の集中力のスイッチをカチッと
入れることができます。
まとめ:子供の集中力の高め方
・セットアップを使い、意識させる
セットアップを使うことで、
このコミュニティでは何を大切にしているのか、
子供達に伝えることができます。
そして、「意識」を置いておくことができます。
話を聞かせる場面では、
「区切る」ことで、
子供たちに思い出させ、スイッチを入れることができます。
ぜひ試してみてください。
指導に携わる方以外でも、
普段お子様と接する時にも使えるテクニックだと思います。
ぜひお試しください。
このように、指導法やコーチングの視点を持ちながら、石川県、福井県で「スポーツレベルアップアカデミー」を運営しています。
指導法も常に試行錯誤しながらアップデートしています。
「子供達の未来・人生にいい影響を与える」この目標者もと運営しています。
福井市、金沢市、野々市市、白山市、小松市、加賀市で子供のスポーツの習い事、対象教室をお探しの方、ぜひ一度お問合せください(^ ^)