運動指導にて「子供に伝わる 話し方」 とは
私は子供の指導に携わって、23年になります。
このブログでは、これまでの経験から、
・子供の伸ばし方
・運動指導のヒント
を発信しています。
今回は「運動指導にて子供に伝わる 話し方」 とはと題し、
現場で感じた大切なことをシェアしていきたいと思います!
このような方へ
- 子供に話が「伝わらない!」とお悩みの方
- 運動指導をしているが、上手くいかない!とお悩みの方
- 子供が言うことをきかない!とお悩みの親御様
少しでも、私の経験が参考になれば幸いです!
結論
子供に伝わる話方は
・具体的に伝える
・視覚的に伝える
以上の2点です!
具体的にみていきましょう。
私の教室での出来事からわかった「子供に伝わる話し方」
私は、大久保先生の「スポーツレベルアップアカデミー」という体操教室を運営しています。
先日、こんなことがありました。
子供への運動指導で、
「子供たち全員を横一列にならばせ」「先生の話を聞かせる」という場面
をつくりました。
集合をかけたとき、
子供たちが私の周りにドッと押し寄せてきました!
これでは、先生の見本も見えにくくなるし、先生のお手本の際に子供にぶつかって危険が生じてしまう…
そうならないためにも、私はこう言いました
「もっと下がって!!」
しかし、子供たちはなかなか動いてくれません…
少し下がる子もいれば、大げさに距離をとる子、周りをキョロキョロ見て、動かない子…
そんな中、こう質問してくれる子がいました。
「先生。どこの線までさがればいいの?」
その瞬間、私はハッとしました!
さっきの
「もっと下がって」
では伝わらないのだ!
なぜなら、
どこまで後ろに下がるか
具体的に示せていないから
なのです!
すぐに
「すぐ後ろの黄色のラインまで下がって」
と指示を具体的に修正しました。
すると、子供たちは
すぐに動いてくれました!
具体的に伝える大切さ
この例のように、「子どもに対して、具体的に伝えること」これがとても大切だと感じます!
大人は何となく感覚で理解できることも、
子供は理解しにくいことが多々あります。
しっかり伝えるために、
子供にもイメージできるように、
具体的に伝える!
この大切さを再確認させられる出来事でした。
子供を褒める時も具体的に!
私のスポーツ教室で意識していることがあります。それは、
具体的に褒める
ということです!
例えば、「かべ倒立」で子供を褒める場面を想定しましょう!
✕「おお!すごい」
具体的に褒める
〇「肘が伸びるようになってきた!」
〇「形がまっすぐになったね!」
〇「腰があがってきたよ!その調子!」
このように、
具体的に褒め、認めてあげることが大切だと感じます!
・どこが良くできたのか
・前と比べ、どう上達したのか
これをしっかり伝えています。
具体的に褒め、認めることで、子供たちの嬉しい表情が増え、モチベーションが上がったのを感じます!
理解力の乏しい子供たちにこそ、
具体的に褒める!
ぜひ実践してみてください!
視覚的に伝える
もう一つ、大切なことは「視覚的に」という点です!
子供は、
言葉での説明を完全に理解するのは難しい場合があります…
そんな時、わかりやすりい目からの情報で、補足してあげるのです!
先ほどの、私の教室の例でも
「ライン」という目で見える印を用いることで、
一発で子供たちに伝えることができました!
「かべ倒立」の例でも、
✕「足をつくところは壁から2歩くらい離したとこだよ」
↓
視覚的に
〇「手はここについてね」子供に手をつかせる場所を、指導者が指さしてあげる
子供の「視覚」を使って伝えてみる
基本的ですが、
とても大切なことです!
わかっているけど、指導の現場ではついつい忘れがち…
今一度、意識してみてください!
まとめ
運動指導にて「子供に伝わる 話し方」とは
・具体的に伝える
・視覚的に伝える
理解力の乏しい子供たちにこそ、
目からも
具体的に耳からも
伝えるこの2つのことを意識してみてください。
このように、
子供にどうすれば伝わるのか、
どうすれば「子どもたちを伸ばすことができるのか」
を考え、運動指導をしています。
体操教室 大久保先生の「スポーツレベルアップアカデミー」は、
石川県:野々市市、加賀市、金沢市、白山市、小松市
福井県:福井市
で開催しています。
これらの地域で子供のスポーツや運動の習い事、体操教室をお探しの方に大変おすすめです!
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