小学校 低学年 走り方 これで必ず速くなる!

今回の記事では、

小学校 低学年 走り方これで必ず速くなる!と題し、

年長児〜低学年くらいまでの子供たちに

最適な走り方の練習を紹介します。

私の体操教室「大久保先生のスポーツレベルアップアカデミー」で

実際に行って効果のあった内容です。

走り方練習である「Yポジションホップ」の見本をする大久保先生

|参考にさせてもらったメソッド

私の教室で、4月〜6月までの走り方の単元で

取り入れさせてもらったメソッド、それは、

「走り革命理論」

走りの学校 オフィシャルサイト~足の速さは才能じゃない〜【走り革命理論】|スプリント,走る,学校

走りの学校でスプリントを学ぶ「走り革命理論」は、今まで誰も教えてくれなかった、絶対に足が速くなるテクニックを最初の一歩からオンラインスクールや練習会などで学ぶ…

書籍が発刊されています。

こちらの書籍、すごく勉強になります!

私の何度も読み込みました。

地面反力を最大限活かした効率の良い走り方、

それを習得するための練習法がわかりやすく解説されていました。

こちらのメソッド、小学校中高学年〜が多く取り入れている印象ですが、

今回、私の年長〜低学年の教室で取り入れた場合、

どのようなことが見えてくるのか、

実践した結果をシェアさせていただきます。

|結論

成果

走り方が改善された子が多かった!!効果ありました!

具体的にどういうところが?

・かかとをつかず、母子級(親指の付け根)で地面を捉えることができる子が多くなった

・姿勢が良くなり、地面からの反発を得ることができる子もいた

低学年の課題

基礎的筋力がまだ未熟な子が多く、基本的なYポジションポップができない子がいる

・足のリカバリー速度の改善は、低学年には難しい

→つまり

年長〜低学年では

地面反力・足のリカバリーの改善よりも、

かかとをつかないつま先(母子級)での走りで

改善が見られ、

それが

走り方の改善につながった

といったことがわかりました!!

|教室で行った工夫

|P、Yポジションで姿勢をキープについて

まず、P、Yポジションで姿勢をキープすることを

第一の課題に練習しました。

最初はグラグラとしていた子も、

練習を重ねるうちに姿勢のキープができるようになってきました。

最初苦戦していた低学年の子の傾向として、

・軸足が曲がってしまっている

・バランスが取れずにケンケンしながら円を描くように回ってしまう

・あげている足を高くキープできない

の傾向がありました。

大多数の子がキープできるようになりましたが、

体幹群など、

基礎的筋力がまだ弱い子は、

最後まで苦戦していました‥

そのような子は、

まず、

「このP、Yポジションでキープする」

を第一に今後も毎回練習していきます。

それが、

体幹群など、基礎的筋力をつける

バランス感覚を養う

につながってくると思います。

|ミニハードルでのYポジションホップについて

走り方革命理論では、

ミニハードルを使い、

少しずつ幅を広げながら、

地面反力を活かし走りにつなげる練習方法が紹介されていました。

私が、実際にYポジションをキープしてこれを行うと

確かに地面からの力を感じることができました!!

弾みながら走るとは、

この感覚なのだな!と感銘を受けました。

年長から低学年でミニハードルを使って

このYポジションからのホップ練習をすると、

・ミニハードルに引っかからないように気をとられ、

足をあげることに意識を向けてしまう

・姿勢をキープできない

・足運びのリズムが崩れてしまう

ことが起こりました。

※教室で使ったのは高さ5㎝ほどのミニハードルです。

うーん困った‥

けしてミニハードルは高くないものを使っているのに、

小さい子供にとっては

高さを感じてしまう‥

例えミニハードルを寝かしても、

その存在がどこか圧迫感を与えてしまう気がする‥

そこで!

私の教室では、

縦長のゴムラインを使いました。

これなら、

「床の線」のようなもので、

高さや圧迫感が出ないし、

子供達の動きを変に制限せず、

ねらった練習ができる。

試してみたところ、

思った通り、

小さい子でも、Yポジションホップがやりやすくなりました!!

結果、

母子級で地面を掴む感覚がわかり、

それが

Yポジションホップで定着!

かかとをつかない走りにつながった

ことが推察されます。

|小学校 低学年 走り方 まとめ

「走り方革命理論」

を年長〜低学年で3ヶ月間行った結果や

工夫点について紹介しました!

結果:

母子級を使って、ブレーキがかかならいように走れる子が多くなった!!

・弾む感覚を掴む子も、少数であるがいた

地面反力を得る姿勢、リカバリー時間の改善は、成長や練習を繰り返すとともに習得していくと思われる

工夫:

年齢が幼い子は、そもそも基礎的筋力が乏しい。

 P、Yポジションキープを練習の中心に、基礎づくりをしていく必要がある

・ミニハードルは難しい‥ラインで代用することが望ましい

|終わりに

いかがだったでしょうか。

実際に子供達を前に指導しないと見えてこないことが多くあります。

日々うまくいく方法を模索しながら、

勉強を重ね、教室を運営しています!!

子供達の運動神経を最大限伸ばす!!

運動が好きになり、生涯に渡ってスポーツに親しむ土台をつくる!

自信・自己肯定感を育み、イキイキとした人生を送ってもらう!

そんな思いのもと

体操教室 大久保先生の「スポーツレベルアップアカデミー」

「体育のパーソナルトレーニング」

を運営しています。

石川県の金沢市、野々市市、白山市、加賀市、小松市

福井県の福井市

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