現場指導でわかった 壁倒立 ポイント4選!

今回の記事について

現在、私の運営する体操教室「スポーツレベルアップアカデミー」では、マット運動の単元で「壁倒立」に取り組んでいます!

三ヶ月ごとに、各単元テーマを設定して練習しています!

10月〜12月までの期間、壁倒立に集中して取り組んでいます!

そんな中、

これまで現場の運動指導で、子供達を見てきて

・壁倒立でよくある子供の失敗例

・そこから見えてくる壁倒立のポイント

を紹介いたします。

このようなお子様に

✔︎ 壁倒立に挑戦しているけど、なかなか上達しない!

✔︎ 壁等倒立練習で失敗して恐怖心がある

現場で子供達を多く見てきた経験から、ポイントを紹介します。

少しでも参考になれば幸いです。

壁倒立の見本をしている大久保先生

結論:現場指導でわかった 壁倒立 ポイント4選!

まず最初に結論です!

壁倒立 失敗から見えた厳選ポイント4つ

・手は足の近くにつく!

・壁から手のひら1.5個分離してつく!

・まっすぐになってから、「そ〜っと」壁に倒れる

・着地は股関節をまげ、静かに

以上です。

それでは、現場でよくある失敗例とともに、解説していきます!

手は足の近くにつく!

壁倒立に挑戦したばかりの子がよくやってしまう失敗‥

それは、

「手を足の遠くについてしまう」

ということです。

倒立は、重心(腰あたり)を伸ばした腕の上(肩の上くらい)にのせる必要があります。

この「のせる」という感覚がとっても大事になります!!

肩の上くらいに「のせる」ために、

①足で地面を強く押して

②腰を背中側にグッと移動させる

動作が必要になります。

この時、手と足の距離が遠いと、

腰を背中側に持っていくのがとても難しくなります‥

実際に行ってみるとすぐにわかります。

「手と足を離して床を蹴る」パターンと「近づけて蹴る」パターンです。

手と足が近い方が、格段に腰を背中側に持っていきやすくなるのがわかると思います。

初めてまもない子は、

恐怖心のため、手を遠くについてしまいがちです。

指導者が「ここに手をつくよ」と手をつく場所を示してあげるのがおすすめです。

まずは、

・正しい位置に手をつき

・手に体重をのせる

練習がおすすめです。

過去の記事の練習がおすすめですので、参考にしてみてください。

壁から手のひら1.5個分離してつく!

そして!本当によくある失敗例は、

「壁の近くギリギリに手をついてしまう」です!

これ、本当に多くの子がやってしまう失敗例です!

壁ギリギリに手をついてしまうと、

倒立の形になった後、壁にもたれるということができません。

壁に少し倒れかかるようにして、倒立の形をキープする。

そのためにも、手と壁の間には、少しスペースが必要になります。

このスペースの大小が難しく、近すぎても遠すぎてもうまくいきません。

多くの子供達を見てきた結果、

「壁から手のひら1.5個分くらいにつく」

これが最適なように感じます。

これも慣れるまでは、

指導者が、「ここに手をつくよ」としっかり示してあげる必要があります。

つまり、

ポイントの①②を総合すると

「足の近く」

かつ

「壁から手のひら1.5個分」

のところに

手をつかせるよう、指導者は導くことが大切です。

まっすぐになってから、「そ〜っと」壁に倒れる

これも、現場の指導で本当によく目にする失敗例です。

腰を背中側に持ってくることができるようになった子がだいたいなってしまう失敗です。

それは、、

・勢いよく壁にバンッとぶつかるように倒立してしまう

・勢いに負けて、倒立の形から、お尻が壁についてしまう

です。

バンッとぶつかってしまうと、「倒立で止まる形」を保持できません。

そのまま跳ね返るように戻ってしまう子や、

その勢いに「体をまっすぐにする力」が負けて、

お尻が壁につきそうになり、

くの字のように曲がってしまう子が多くいます。

こうならないために、

・強ずぎず、弱すぎずの力加減で床を蹴り腰を背中側にもっていく

・「倒立で止まる位置」にまず少し静止する

・「止まる位置」をキープしてそーっと壁に倒れる

以上の意識が大切になります。

ここで必要なのが

「止まる位置の感覚」

過去の記事のやり方で、この位置を習得しましょう!

壁チョン倒立がおすすめです。

後は、その位置に持っていくための力加減!

何度も練習して、この

「弱すぎず、強すぎず」の力加減のバランスを習得しましょう!

着地は股関節をまげ、静かに

最後のポイントは「着地」です。

よくある失敗例は、

「倒立の形から、体をまっすぐに近い姿勢でドスン!!と床に戻ってしまう」

です。

衝撃が大きいので、痛そうです‥

正しくは、手に体重を十分にのせ、静かに着地すること。

そのためにも、

股関節を曲げ(屈曲させ)ることが大切です!

指導者は

「手にできるだけ体重を乗せたままにするんだよ」

「足の付け根を曲げてみてね」

「手の近くに足をつけてみてね」

と声をかけてみてください。

まとめ

現場指導でわかった 壁倒立 ポイント4選!

・手は足の近くにつく!

・壁から手のひら1.5個分離してつく!

・まっすぐになってから、「そ〜っと」壁に倒れる

・着地は股関節をまげ、静かに

壁倒立などの大技は、繰り返し練習することが大切です。

難しい分、できるようになった時の喜びは格別!

一人でも多くの子供達に、

この「できるようになった喜び」を感じて欲しいです!

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