倒立 コツ 子どもの「できた!」のために
今回の記事では、
子供の大きな目標、「倒立」のコツについて紹介いたします。
以前の記事
壁倒立のコツの紹介から続く内容となっています。
ぜひ、合わせてご覧ください。
倒立は子供にとって大きな目標
現場で体操教室を指導していると、とにかく倒立系に子供の目が輝くのを感じます!
それは、
・見た目がダイナミックでかっこいいから
・技術の上達具合が目に見えて分かりやすいから(足が上まで上がるようになった!手に乗る時間が増えた!など)
が理由のように思います。
加えて、
保護者の方からも
「家で練習しています!」
というお声を聞くのが本当に多いです。
元に私の娘も壁倒立にハマった時は、家で何回も練習をしていました!
どうやら、倒立系の技は子供達を惹きつける魅力があるようです。
今回は、壁倒立の次のレベル
「補助なし倒立」
について
倒立 コツ 子どもの「できた!」のために
題し、紹介していきます。
倒立 コツ 子どものできた!のために
結論:止まるポイントまでの勢いさじ加減!
倒立で止まる位置がある
倒立では、ピタッと止まる位置があります。
その位置、ポイントの感覚として
・やや背中側に重心をかける!
・手首〜手の甲にかけて体重を乗せる!
・体が一直線になるように固める!
感覚が大切になってきます。
その倒立で止まる感覚を習得するために、
とても大事な練習、
それが、
以前の記事でも書いた
「チョンチョン倒立」
です!
過去記事を参照ください。
その止まるポイントまで体を持っていく
チョンチョン倒立で止まるポイントがつかめてきたら、
今度は
壁から離れます。
そして、
止まるポイントに持っていくように足を振り上げてみましょう。
ここで注意するのは
・最初は、お腹側に戻ってくるように、少しずつ弱い力でける
ことです。
いきなり強い力で地面を蹴り、
勢いよく背中側にいってしまうと、どたん!と床に倒れてしまいます。
これだと危険です。
何より子どもに恐怖心を感じさせてしまうことにもなります。
「最初はそ〜っと」
行うことを意識させています。
勢いさじ加減!
さあ!ここでいよいよ
「勢いのさじ加減」
にうつっていきます!
最初は「そ〜っと」していた体を上げる勢いを
↓
すこしづつ「強く」
していきます。
ここで、倒立で止まる位置に近づけていくのです!
補助者がいる場合は、サポートをつけてあげましょう。
補助のやり方
①子供の横に片膝立ちになる
②子供に「力のさじ加減」を意識させながら、倒立をさせる
③「勢いが強すぎて背中側に倒れそうなったとき」
そっと子供の腰を押し、お腹側に戻してあげる
これを繰り返してあげることで、
子供に
・勢いが強すぎず、弱すぎず、ピタっと止まるポイントまで持っていく
「力のさじ加減」を習得させる
・止まるポイントを、体で覚えさせる
ことができます!
あとはこの技ができればなおよし!
あとはこの体のコントロールができれば、
倒立はもう目の前です!
それは…
重心の微調整!
やり方は、
「倒立の状態で、右手、左手と少しだけ体重を乗せ換えてあげて、
それぞれの手の位置を少しだけずらす」
です。
倒立は、上記の
「ピタッと止まる位置」
で体を固める必要があります。
この位置は、
重心の位置が手や肩の真上にある状態で、
体を固めなきゃいけないので、一発で乗せることが難しいです。
そこで、
一旦、「ちょうどよい力のさじ加減」で倒立にもっていったあと、
この
重心の微調整を入れることで、
ぴたっと止まる位置を
探ることができるのです。
止まる位置がつかめた後も、
体はグラグラします。
重心の位置がずれるたびに、この微調整を繰り返し、
その都度止まる位置に戻します!!
この技ができれば、
一気に倒立までの道が近づきます!
ぜひ試してみてください!
まとめ
倒立のコツ
・倒立には「ピタッと止まる」位置がある
・力のさじ加減を意識して、止まる位置にもっていく
・重心の微調整を使い、止まる位置を探る
ぜひ試してみてください。
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