運動指導 子供の視点に立って考える大切さ
私は子供の運動指導に携わって
はや23年にもなります。
子供を導くにあたり、
本当に大切だなと感じることがあります。
それは‥
「子供の視点に立って考える」
「子供の目線ではどう見えるか」
を常に意識
ということです!
今回は、23年の経験から、
運動指導における
『子供の視点に立つ』
ことについて深ぼっていきたいと思います。
|運動指導 子供の視点に立って考えるとは 結論
・子供の意欲を引き出し、伸ばすために
指導者の必須スキル
・様々な性格の子供をドロップアウトさせずに
導くことができるスキル
・怒るではなく『導く』ために重要な視点
|子供の意欲を引き出すための必須スキル
|知識のある、熱い想いをもつ指導者こそ注意が必要
子供の立場、視点に立つこと、
これ、簡単なようで意外に難しいです。
特に、
・指導法を勉強して知識のある指導者
・熱すぎる想いを持った指導者
こそが、
特に意識する必要があると思います。
してはいけないことは、
指導者の知識、想いを優先した
指導者ひとりよがりの指導です。
知識のある指導者であればあるほど
熱い想いを持った指導者であればあるほど
『自分の指導は正しい!』
となり、
子供達の視点に目を向けることなく
ひとりよがりの運動指導をしてしまう危険があります。
|独りよがりの指導のデメリット
こうなってしまうと、
以下のデメリットが出てきます。
・子供達の想いや自主性を損ねる
・伸びる速度が落ちる
・ドロップアウトしてしまう子が出てしまう
そう、
知識や想いがありすぎるために、
指導者の考えが全てとなり
それが
子供達が『伸びること』
にかえって足枷となる場合があるのです。
(実際そのようなケースを多く見たことがあります‥)
そうなならないために!
必須スキル、それが
子供の視点に立つということなのです。
|視点に立つことで子供の意欲・自主性を引き出す
指導者が
『正しい!』
『これは効果がある!』
『子供達も楽しいはず!』
『子供を伸ばすことができる!』
と思っていても、
子供の立場に立つと
「つまんない‥」
「辛い‥」
「もう辞めたい‥」
と感じることもあります。
私自身、
これはいけるな!と思った運動プログラムでも、
いざ子供達に実践してもらうと
あまり乗って来ず、
盛り上がらない‥
撃沈‥
といった経験が多くあります‥
そんな経験のたびに、子供の視点に立つことの重要性を感じてきました!
子供が
・どんな気持ちか
・なに興味を持っているのか
・なにを不快と感じているのか
ここを敏感に感じ取り、
指導を微調整していく。
そうすれば、
子供達の意欲を引き出すことができ、
結果
子供達を伸ばすことにつながる!
これこそが、
指導者の必須スキルだと感じます!
|子供をドロップアウトアウトさせずに導く
現場で指導していると、本当にいろんな子がいます。
積極な子もいれば、そうでない子
いろんなことに挑戦する子もいれば、極端に失敗を恐れる子
指導者として
教室に参加している子供達全てを
伸ばす、導くことが求められます!
先日、こんなことがありました。
ある子がぼーとしていて、なかなか集合してくれません‥
話をしても聞いているのかよくわからない感じです‥
順番も守ってくれないので、
他の子にも影響が出てしまいます‥
『こら!しっかりしろ!』
と言ってしまいたいのを堪え、
そこの立場、視点に立つこと、共感することを意識しました。
よくよく話を聞くと、
連日の暑さで、今日はやる気が出ないとのこと‥
体調が悪いとのことです‥
そうか、
この子にはこの子の事情があるのだ。
大人の私たちでもその日によって調子が異なるように
この子も今日は調子が悪い日なのだ。
と共感しました。
その日は、
できることだけをしようね。
無理せず、たくさん休みながらやろうね。
と話をして、そのようにしました。
子供の立場に共感せず、
自分が正しい!と独りよがりの指導をしていたら、
このような子は強いストレスを感じてしまいますし、
運動が嫌いになってしまう可能性もあります‥
多様な個性のある子供達に
しっかり向き合い、導いていくためにも
この「子供の視点に立つスキル」
が必須なのです。
|怒るではなく『導く』ために重要な視点
そう、
この視点こそが
昔ながらの「怒る」「押さえつける」指導
からの脱却に欠かせない指導者スキルなのです。
頭にきて、こら!!と起こりたくなった時
・それが独りよがりの視点からくるものなのか
・子供の視点・立場に立っているか
今一度振り返ってみても良いかもしれません。
|まとめ
運動指導において、子供の指導立場に立って考えるとは
・子供の意欲を引き出し、伸ばすために
指導者の必須スキル
・様々な性格の子供をドロップアウトさせずに
導くことができるスキル
・怒るではなく『導く』ために重要な視点
なのです!
このように、コーチングの視点を取り入れながら、
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